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A conceptual framework of roadmapping for digital service systems in smart cities
- スマートシティ
- デジタル技術
- 社会実装
研究概要
近年、複雑で多様な都市課題に対処するための取り組みとして、スマートシティが注目を集めている。スマートシティの取り組みでは、デジタル技術、都市(地域)資源、物理的製品を総合的に統合し、市民にとって役立つ機能を提供するデジタルサービスシステム(DSS)を設計・実装することで、持続可能な都市への変革を実現することが重要である。しかしながら、DSSの導入は、都市の社会的・人間的側面への配慮を欠いてしまうと、現在の社会規範や慣習に抵触してしまうことも多い。そこで本研究では、スマートシティにおけるDSSの戦略的なデザインと実装のための概念的枠組みを開発した。特に本研究では、テクノロジー・ロードマッピング(TRM)を中核的な手法として採用した。本研究では、DSSのデザインや実装において考慮すべき要件に基づき、既存のTRMを拡張し、技術と社会的側面の相互作用を表現可能とした。
文献情報
Yuya Mitake, Fumiya Akasaka, Kentaro Watanabe (2023). A conceptual framework of roadmapping for digital service systems in smart cities, In Proc. the ServDes2023, pp. 1139-1150.
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